HOME/NEWS/2026.07.05

毎朝のアイロンと縮毛矯正、髪への負担が大きいのはどちらか

縮毛矯正は髪を傷めます。半分は本当です。ただ、比べる相手を間違えないでください。180度のアイロンを毎朝あて続ける負担と並べて考えます。

「これ以上、髪が傷むんじゃないか」

診断のときに伺う不安の中で、いちばん根が深いものです。とくに、縮毛矯正を何度も繰り返してきた方ほど強く感じておられます。

正直に書きます。縮毛矯正は髪を傷めます。薬剤で結合を切り、熱を加えるのですから、負担がないはずがありません。

ただ、ひとつだけ。比べる相手を間違えないでください。

毎朝、180度を、同じ場所に

ストレートアイロンの温度は、多くの製品で160〜200度です。まっすぐにしたい方は、たいてい高めに設定されます。

うちに来られる方に伺うと、毎朝20分ほどかけているという方が多いです。夕方に広がるので、出先で直す方もいます。

これを1年続けると、どうなるか。

  • 365日 × 20分 = 年間およそ120時間
  • しかも、いつも同じところに当たります。顔まわり、毛先、表面

縮毛矯正は、4〜6ヶ月に1度です。年に2〜3回。1回あたりの負担は大きいですが、回数がまったく違います。

「まとまらないから、結局縛る」の悪循環

もうひとつ、見落とされがちなことがあります。

くせが強い方は、アイロンをかけても夕方には広がります。だから結局、縛る。縛ると、ゴムの位置に負担が集中します。

そして翌朝また、アイロンをかける。

この繰り返しが、いちばん髪を削っています。縮毛矯正をやめている期間にも、髪は傷み続けているということです。

だから「アイロンをやめるための施術」だと思っています

私は縮毛矯正を、髪をきれいに見せるための施術だとは考えていません。

アイロンを持たなくてよくなるための施術だと思っています。

朝、櫛で溶かすだけで整っている。だからアイロンを出さない。だから熱が当たらない。結果として、長い目で見れば髪の状態は落ち着いていきます。

それでも、無理な日はかけません

とはいえ、いま傷んでいる髪に無理をさせるべきではありません。

初回の診断で、これまでの施術の履歴をすべて伺います。いつ、どこで、何を、何回。カラーやブリーチの有無も含めて。

そのうえで無理だと判断した日は、かけません。「今日はやめておきましょう」とお伝えして、お引き取りいただくこともあります。

以前、それを言われてがっかりされた方がいました。3ヶ月後にかけたときに、「あのとき無理をしていたら、切るしかなかったと思う」とおっしゃいました。断るためではなく、失敗させないための診断です。

特別なケアは、要りません

最後にひとつ。

「お風呂上がりのトリートメントやオイルが面倒」とおっしゃる方は多いです。私もそう思います。

だから、特別なホームケアを前提にしない仕上げにしています。やらなくて大丈夫です。手間のかかる維持を前提にした施術は、続かないので意味がありません。

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来る前に、どこまでまっすぐになるかをお伝えします。

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