HOME/NEWS/2026.08.02

縮毛矯正が「かかっていない」と感じる3つの理由

数ヶ月で戻った、この辺だけ残っていると言われた。髪質のせいだけではないかもしれません。範囲・薬剤・技術の3点から説明します。

「お金を払ったのに、かかっていなかった」

うちに来てくださる方の72%が、他店の縮毛矯正で満足できなかった経験をお持ちです。いちばん多いのが、この言葉です。

数ヶ月で戻った。この辺だけ残ってるね、と言われた。本当にかけてくれたのか怪しかった。

まず申し上げたいのは、それは髪質のせいだけではないかもしれないということです。理由を3つ書きます。

1. 範囲が足りていない

いちばん多い原因です。

くせの強さは、部位によって違います。顔まわり、襟足、後頭部、表面と内側。同じ頭の中でも、まったく別の髪が生えていると考えたほうが正確です。

そのうちの一部にきちんと薬剤とアイロンが届いていないと、そこだけがうねります。 髪全体ではなく、後頭部だけ、襟足だけ。

これが「この辺だけ残ってるね」の正体です。かけた部分は基本的に戻りませんから、戻ったように見えるのは、たいてい最初から入っていなかった部分です。

見分け方があります。戻り方が全体に均一なら髪質の問題、部分的にまだらなら範囲の問題です。

2. 薬剤が髪に合っていない

縮毛矯正の薬剤には強さの段階があります。強い薬剤をどの髪にも使えば、かかりは良くなりますが、傷みます。弱い薬剤なら傷みませんが、強いくせには効きません。

難しいのは、同じ頭の中で必要な強さが違うことです。顔まわりの細い毛と、後頭部の太い毛に、同じものを使えば、どちらかが失敗します。

私は部位ごとに違う薬剤を用意します。時間はかかりますが、ここを一種類で済ませると、必ずどこかにしわ寄せが行きます。

3. アイロンの通し方

縮毛矯正は、薬剤で結合を切って、アイロンで形を作り、もう一度結合させる施術です。アイロンは仕上げではなく、形を決める工程そのものです。

細かく取り分けて、一束ずつ、部位ごとに温度を変えて通す。ここを急ぐと、表面だけまっすぐで内側が残るという結果になります。下ろすと膨らむ、結局まとめるしかない、という状態です。

持ちは、技術と薬剤で変わります

ロングヘアの方で、持ちの目安は4〜6ヶ月です。

ただし、「絶対に戻りません」とは言いません。 言える人はいないと思います。髪質やくせの強さで、どうしても甘くなる方はいます。

それでも、持ちは髪質だけで決まるわけではありません。使う薬剤と入れ方で、大きく変わります。

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